こんにちは!しょうです
今回はあまりマイラーさんの記事ではなかなか見ない「ABTC(APECビジネストラベルカード)」を取得した体験を記事にしたいと思います☺️
僕の場合はSFC修行やJGC修行でファストレーンの素晴らしさがわかり、さらなる権威性とガジェット感を求めABTCを作ることになりましたw
これがあればAPEC各国を股に掛けるビジネスマンです!
もくじ
ABTC(APECビジネストラベルカード)とは?
ABTCとはAPEC内の頻繁に出張するビジネス関係者の移動を円滑にするために外務省が発行する特別なカードです。
元々の意味はこれらAPEC加盟国内を移動しまくってビジネスを拡大(APEC加盟国に貢献)するために渡航しているんだからいちいち税関で待たせたりできるだけ事業者のロスを無くしてあげよう、という趣旨で発行されているわけです☺️
そしてこのカードを持っていれば加盟各国の「APECレーン」という特別なファストレーンを堂々と通れるわけです!
SFC修行やJGC修行なんかで得られるスタアラゴールド、ワンワールドサファイヤなんかの特権好きなマイラーさんであれば特に好きかと思いますよこういうの笑
しょうもまさにそれで、
「APECの政府専用レーンを通りてえ〜☺️」
という理由で今回作ることにしたわけです笑
ABTCカードが本領発揮される場面は?
例えばこちら!しょうおなじみのバンコクスワンナプーム空港ですが
このようにプレミアムレーン(旧ファストトラック)が利用できる人は限られています。
- プレミアム・レーンのカードを保持する方(航空のビジネス、ファーストクラス)
- 外交パスポートを保持する方
- 公用パスポートを保持する方
- 乗組員
- ABTC/APECトラベル・カードを保持する方(事業者用のAPECトラベル・カード=アジア太平洋経済協力企画)。このカードはビサの代わりに使用でき、有効期間は3年間である。メンバーの国はオーストラリア/ブルネイ/チリ/中国/香港/インドネシア/日本/韓国/マレーシア/メキシコ/ニュージーランド/ペルー/フィリピン/パプアニューギニア/シンガポール/タイ/台湾/ベトナム
- タイ投資委員会のレターを保持する方(BOIビザ保持者)
- タイの特権を持つ方
- 仏教の僧侶さん
- 70歳以上の高齢者
- 体の不自由の方
- 妊娠の方
- 幼児
スワンナプーム国際空港サイトより→https://suvarnabhumi.airportthai.co.th/
ビジネスやファーストで飛んでいる時であれば良いのですが、
プレエコやエコノミーでのフライト時にはタイ名物ゲキ混みの通常レーンを通る必要があり、ここを通過するのにひどい時は1時間以上かかり危うく搭乗が危なかったことすらありました汗
ABTCは外交パスポート、公用パスポートのすぐ下に来ており
一般民間人が取得できる権威性としては最大限レベルが高いものではないでしょうか?☺️
ABTC(APECビジネストラベルカード)の作り方
それでは興味が湧いたところで早速作りたい方は作ってみましょう!笑
まずこのカードを発行するには申請した加盟各国約20国に承認を貰わないとけいません。
そのためスムーズに行って最低半年はかかってしまうのですが、それだけ時間をかけて申請してダメでしたになると時間がだいぶ無駄になってしまいますので、申請自体は簡単に自分でもできるのですが今回は行政書士さんに申請代行をお願いすることにしました。
ABTC取得にかかる費用
申請料 申請代行金額 | ・ABTC申請料¥13,100-(印紙代金) ・申請送料¥520-(ビジネスパック510) ・返却送料¥414-(切手代金) ・代行手数料¥11,000-(手配手数料) 合計:25,034円 |
大体行政書士さんの代行費用はこれくらいです!SFC修行なんかよりは圧倒的に安上がり☺️
代行手数料自体は1万円程度なのでサクッと代行お願いしちゃって良いかと思います。
ABTCの申請要件
申請にあたり一番必要になる要件は、「APEC国内での海外投資の実績を証明」する必要があります。
輸出入金額(又は投資金額)が記載された決算書や損益計算書のコピーが添付資料として必要です!
かなり大掛かりだな、、と感じられるとは思いますがそこまで大規模な投資である必要もなく、僕はロシアとのぬいぐるみ輸入業を行っている設立直後の法人が最初の決算を迎えた直後に申請しましたが問題なく承認されました^^
取引金額も大したことない状況でしたのでそこまで金額大小は影響しないと思います🤔
ABTCレーン空港およびABTC所持者の最大滞在日数は?
国名 | ABTC設置空港 | 最大 滞在日数 |
---|---|---|
オーストラリア | アデレート(ADL) ブリスベン(BNE) ケアンズ(CNS) ダーウィン(DRW) シドニー(SYD) メルボルン(MEL) バース(PER) | 90日 |
ブルネイ | ブルネイ(BWN) | 15日 |
カナダ | バンクーバー(YVR) エドモントン(YEA) カルガリー(YYC) ウィニペグ(YWG) トロント(YYZ) オタワ(YOW) モントリオール(YMQ) ハリファックス(YHZ) | 90日 (eTA利用) |
チリ | サンチアゴ(SCL) | 90日 |
中国 | 北京(PEK) 上海・浦東(PVG)注上海(虹橋)はレーンがございません | 60日 |
香港 (中国) | 香港(HKG) | 60日 |
インドネシア | ジャカルタ(CGK) デンパサール(DPS) メダン(MES) スラバヤ(SUB) バタム(フェリー) | 60日 |
日本 | 成田(NRT) 羽田(HND) 大阪(KIX) 名古屋(NGO) | 90日 |
韓国 | ソウル・仁川空港(ICN)注ソウル(金浦)はレーンがございません | 90日 |
マレーシア | クアラルンプール(KUL) | 60日 |
メキシコ | メキシコシティ(MEX) | 90日 |
ニュージーランド | オークランド(AKL) ウエリントン(WLG) クライストチャーチ(CHC) | 3カ月 |
パプアニューギニア | ポートモレスビー(POM) | 60日 |
ペルー | リマ(LIM) | 3カ月 |
フィリピン | マニラ(MNL) | 60日 |
ロシア | 専用レーンはございません。 | 90日 |
シンガポール | シンガポール(SIN) | 60日 |
台湾 | 台北(桃園)(TPE) 高雄(KHH)注 台北(松山)はレーンはございません。 | 90日 |
タイ | バンコク(BKK) プーケット(HKT) チェンマイ(CNX) | 90日 |
米国 | すべての国際空港 | 90日 (ESTA利用) |
ベトナム | ハノイ(HAN) ホーチミン(SGN) | 60日 |
IACE TRAVEL サイトより→https://www.iace.co.jp/bts/services/visa/abtc/
ABTCカードは特にベトナム出張が多い方には強いようです!
ベトナム出国後30日以内に再入国する場合は通常VISA申請が必要になりますがABTCを持っていれば免除されます。ABTCの有効期限は5年のため、複数回VISAを取得するより経費削減メリットがあるわけです😁
僕の場合はロシアに一度行く事にVISA申請に2万円程度かかっていたのでこのカードは経費削減メリットが優って作ったというのもあります😃
ABTCまとめ
ABTCを作るメリットとしては、
- 承認国に入出国する際のビザのコスト削減
- 一般レーンで待たされる時間の削減
- ファストレーンを通過しているときに浸れる☺️
ということで良いことばかりです^^
「申請各国全てに承認をとる」という発行までに時間がかかることが難点ですが、
しょうの場合、すぐ使う予定があるから現段階で承認が取れている国のみで良いので一旦カード発行して!ということもできました。(カード裏面画像が途中発行のもの)
全加盟国分がそろった時点で最新版のカードを再発行しようと思います
費用はさほど掛からないのでもし興味があってもっと詳しく知りたいという方がいましたら、しょう宛にDM頂ければ知ってることはお教えできますよ^^